秋田 三関(みつせき)の芹
根が美しくて長いのが特徴
初めて頂いたのは岩手県盛岡の小料理屋さん
小鍋の具材に芹の根がたっぷり盛り込まれいるのをみて
目を丸くしていたら
この芹は根が一番美味しいのだと説明してくださいました
根の長い芹を育てるには知恵と技術が必要で
根を断ち切らないように収穫するのには
かなり手間がかかるのだそうです
今朝のごはん
昆布水と鶏肉で美味しい出汁をつくり
蓮根、人参をやさしくコトコト炊き
一番出汁で煮含めておいた里芋を加えて温め
最後に芹をくわえます
柚子胡椒をアクセントに
体も心もほこほこ温まりました♡美味しかった〜
次に作ってみたいのは「せり焼き」
秋田の家庭料理のひとつ
焼きといっても薄揚げ、しらたきと合わせた
炒め煮のようなものですがルーツは古いようで
文政2年(1819)年に出版された『精進献立集』
初冬の献立に「せりやき」として出ているとのこと
ベースは昆布出汁なんですよー
レシピを原文のまま載せますね
こんぶだししるしやうゆかげんしてせりあらひそろへ切てしたじのにへたるところへいれてさつとたきゆのすをしほりこむ