《とある野菜》とは こちら 浜あざみ
温帯の海岸に生育するキク科アザミ属の多年草。根を食用にすることから、別名ハマゴボウ(浜牛蒡)とも呼ばれる。千葉県以南以西、九州まで分布するが、鹿児島以南にはない。
調べるとこんな感じ
室戸の春の風物詩なんだそうです
室戸の漁港
いったいなんのお店かわからない
不思議な不思議な店先で出会いました
とても心惹かれたのですが
まだまだ旅の始まりで購入には至りませんでした
帰ってから調べると
ますます食べてみたくなり
買いそびれて残念〜 と嘆いていたら
宅急便で送ってくださいました
あー 高知の人ってやさしい
ビニールをとらずに撮影したのには理由があります
翌日に昆布の勉強会があり
その二部の会場となる料理屋さんに持ち込んで
お料理してもらう段取りがついたからなのです
やったー
しかし丁寧に包まれています・・・感謝
で こちらのお料理となりました
鹿肉の昆布〆ルイベ
山椒粉とペコリーノチーズがけ
その付け合わせです
葉と根っこのお浸し
あざみというだけあって
とげとげだったのですが
茹でるとつるりんとした食感もでてきます
またの名を浜牛蒡というだけあって
根っこには牛蒡の香りが
牛蒡よりも爽やかで軽やかな感じです
これが鹿肉の風味と好相性でした!
さすがっ
王道の天ぷら
もっと牛蒡の香りが
たってくるかと
期待していましたが
香りはおだやかでした
こちらは鶏のたたき
やはり昆布〆の鶏胸肉
(昆布の勉強会ですから!昆布尽くしの献立なんです)
豆腐と昆布の白和え風ソース
浜あざみの葉のお浸し
炙った鶏の香ばしい苦味
昆布入り白和えソースの甘味
春の野草らしいほんのりした苦味
とてもバランスのよい一品でした
昆布尽くしは渾身の27品
貴重な経験となりました